酷暑を乗り越えた驚きの生命力。1等米100%でお届けします。

昨年の新潟県は7月の梅雨明けから8月いっぱいにかけて、雨がほとんど降りませんでした。一部では田んぼにヒビが入るほどの日照りに、稲に向かって何度も「頑張って!」と声を掛けました。栽培期間中農薬・化学肥料不使用の昔ながらのコシヒカリは、日中と朝晩の寒暖差から生まれた朝露でカラダを冷やしているようにも見えました。

田んぼへの給水を繰り返しながら、高温障害を防ぐ日々。そして先日ようやく稲刈りを迎えました。検査の結果、出荷予定分すべてが1等米となりました。炊いた時の香り、ツヤ、モチモチ感がとても美味しいコシヒカリでした。

同じ地域のJA管内では1等米が1割に満たない現在、このように実ってくれた稲たちに感動さえ覚えます。酷暑を乗り越えた生命力あふれるコシヒカリを、1等米100%でお届けします。

天然の保冷庫「雪室(ゆきむろ)」のこと

「雪室」は豪雪地の暮らしの知恵として古くから伝わる、雪を活用した天然の保冷庫です。雪の冷気と適度な湿度が米の乾燥を防ぎ、食味を高めることができます。

農薬・化学肥料不使用で育てたコシヒカリを、安塚の雪室でじっくり貯蔵し、もちもちした優しい甘さの味を引き出しました。

味の特徴

安塚の恵まれた風土と土壌で、土づくりから徹底的にこだわった雪国棚田米。つるっと光沢感のあるツヤ、瑞々しい食感の後にくる優しい粘り、ふわっと香りの立つ風味が特徴です。

微生物と生態系の力から生まれた 生命力あふれる美味しいお米

日本有数の豪雪地帯、新潟県上越市安塚区。この地域の中山間地にある棚田で、私たちは栽培期間中、農薬・化学肥料不使用でお米を栽培しています。代々受け継がれてきた、粘土質でミネラルを多く含む土壌の棚田で、豊富な雪解け水を使用した米づくりです。

上越市安塚のこと

棚田の広がる、日本有数の豪雪地帯

私たちがお米をつくっている新潟県上越市安塚区は、日本有数の豪雪地帯。縄文時代から人が暮らし美しい棚田が広がる安塚の地には、稲作を中心にした文化が根付いています。真冬には、3メートル以上の積雪があることもあり、豊かな雪解け水を与えてくれます。


古くは地滑りによって作られた、地下水や鉄分の豊富な土壌

安塚地区の棚田がある山の斜面の多くは、古くからの地滑り地形です。古くは地滑り運動により地層が深く攪拌され、傾斜が緩く地下水を豊富に含んだ、農業に適した地形が形成されました。


豊富な雪解け水

毎年豪雪が降る安塚は、豊富な雪解け水に恵まれています。地中に浸み込んだ伏流水により、夏の渇水に見舞われる年にも川が枯れることがありません。雪解け水の水温は低く、夏場も稲を生育に適した温度に保ちます。

春先の、豊富な雪解け水

天水田の隣に接する溜池


朝夕の寒暖差

米は日中と夜の温度差が大きいほど、デンプンやアミノ酸の生成や蓄積が進み、粒が大きく美味しくなります。早朝には朝露が降りてきて、稲や土を潤します。

微生物と生態系の力でつくる、生命力あふれるお米

私たちは、安塚の恵まれた自然や土壌のもつ力を最大限引き出すために、微生物など土中の生き物たちが活性化するための土づくりをしています。栄養豊富な微生物の糞や、有機物の分解の効果により、土壌への養分やミネラルの吸収率が高まり、甘くておいしいお米が実ります。


前年の秋のうちに米糠や籾殻燻炭を入れる

前年の秋のうちに栄養豊富な米糠や燻炭にした籾殻を田にすき込み、土壌の養分を高めます。

籾殻燻炭には微細な空洞が無数にあり、微生物たちにとっては心地の良い住処となります。

籾殻燻炭

米糠


冬水たんぼで生まれる「トロトロ層」

私たちの田んぼは、冬場も水を張った状態で越冬します(冬季湛水)。冬水たんぼの中では、微生物からイトミミズ,メダカ,カエルなど多様な生物が増加します。イトミミズの糞からは、雑草を抑える「トロトロ層」が形成され、イネの生育を助けてくれます。

冬水田んぼ

早春、田んぼで孵化したオタマジャクシ


微生物を活性化する土壌改良資材(有機JAS適合)

250種類もの好気性土壌微生物を配合した、有機JAS適合の土壌改良資材を、糖蜜とブレンドして使用しています。

有機物を強力に分解する土壌善玉菌や、植物の生育を強くする微生物を厳選して配合した土壌改良資材で、稲の健全な発根や生育を促しています。


戻ってきた豊かな生態系とともに。人と生き物の好循環が、良い米をつくる

農薬や化学肥料を使わない稲作を始めて5年ほどが経ち、近年は田んぼにホタルが舞うまでになりました。また、準絶滅危惧種の「コオイムシ」が姿を見せるようになり、豊かな生態系がもどってきています。人と米作り、そして生き物たちによる良い循環が生まれています。

ホタル

コオイムシ

虫探しに訪れた方々

農薬も化学肥料も使わない米作り 田植えから一ヶ月間続く除草作業

農薬も化学肥料も使わない米作りは、田に生えてくる草とのたたかいです。5月の田植えから一ヶ月間は、毎日が除草の日々。一番根気と体力が必要な作業ですがこれを乗り越えることで稲は力強く育っていきます。